アマゾンの恐怖

2002年9月17日

Amazon.comは恐ろしい所だ。

学部卒業の時、後輩にせがまれてタダで手放してしまった
参考書がどうしても必要になり、今後の為とも思って再度
買う事にした。アマゾンのページを開いてから一分以内に
目的の本は見つかり、アマゾンの便利さに今更ながらも
感心した。しかし、その便利さは諸刃の剣。気が付くと、
「カリオストロの城」のDVDが買い物カゴに入っていた。
クレジットカードの番号を打ち込む際に、Jeff Bezosの薄笑い
が聞こえた気がした。せめてもの救いは、「天空の城ラピュタ」
がまだアメリカではリリースされていない事。でも、
「千と千尋の神隠し」は9月20日にリリースされる予定らしい。

アマゾンの偉業はテクノロジーよりも、人の意思の弱さを上手く
突いたその商法だと思う。Jeff Bezosに脱帽。


余談だが、その後輩は石油業界に就職し、「勤務地
は北海かな?メキシコ湾かな?それとも、カスピ海?」
と、冗談を飛ばしていた。しかし、その引きつった笑顔は
不安を隠す精一杯の努力であると、だれもが感じていた。
そんな彼を励ますべく、「カムチャッカ半島でも採掘が始まる
みたいだぞ。」と言ったのは、僕だった様な覚えがある。


夜のバーガー屋にて

2002年9月16日
帰りがけに、生徒会館にあるバーガー屋に寄ってチーズ
バーガーを注文した。そこは夜遅くまで営業している上、
学部生の寮に近い為、宿題から一時の開放を楽しむ生徒達
で混雑していた。テイクアウトの注文を終え、生徒達を
なにげなく眺めながら待っていると、一人の女子生徒に
目が止まった。他の生徒はみんな集団で来ているのに、
彼女だけは一人で座っていた。大方、連れを待っているの
だろう、と思ったけどその気配も無い。一見白人に見える
けど、その顔立ちからはアジア人の血もかすかに窺える、
不思議な容姿を持っていた。昔知っていた人に良く似ていた。

12 Angry Men

2002年9月15日
熱が引いてだいぶ楽になった。

食欲も回復したので、町に出て中華料理屋で昼飯を
食べた。美味いには程遠い味だったけど、腹に収まる
と生き返った心地がした。

今日の映画:

「12 Angry Men」は1957製作、Henry Fonda主演の
白黒映画。筋は、12人の陪審員が父親殺害の容疑をかけられ
ている少年の判決を下す、と言う物。

暑い夏の日、狭い部屋に集められた12人の陪審員は
全員一致で無罪か有罪かの判決を下さなければならない。
法廷での審議の末、少年の有罪はほぼ確実に見える。
その為、最初は11対1で有罪が圧倒的。もちろん、無罪を
主張するのは我らが主人公、Henry Fonda. この逆境から、
彼は的確な理論と巧みな人心工作によって他の陪審員を無罪
判決へと導いてゆく。

また感想を省略してしまうが、気に入った点を断片的に、

1)12人の個性が完璧に表現されている。例えば、広告の
セールスマンは全く自己主張ができず、発言を強要される
時はメガネをかけてインテリ風な外見を繕う。
2)他の二人が言い争いになった時、主人公がかすかにほくそ笑んだ。
3)最後の一人が自分の判決を覆す時、彼がなぜ執拗に有罪を
主張していたかが分かる。
4)Henry Fondaかっこよすぎ。

とにかく最高に面白い映画だと思う。

療養中

2002年9月14日

案の定、起きると熱が出てた。

オレンジジュースのがぶ飲み、布団を重ねて二度寝、
授業をサボる、など思い付く限りの民間療法を試した
ところ、昼頃にはだいぶ楽になった。そこで、風邪
ぐらい気合で治せるわい、と息巻いてコンピューター室
に行くも、強烈なクーラーにさらされて熱が再発して
吐き気に襲われた。午後はおとなしく部屋でDVDを
観ていた。

観たのは、トラトラトラ。1970年に日米共同制作
されたこの映画、真珠湾攻撃を緻密に描写している。
感想を書くと長くなりそうなので、気に入った点だけを
順に...

1)陳腐なラブシーンが無い
2)歴史考証が緻密、つまりマニアック。黒島亀人が出てくる
シーンなんかはWWIIマニアへのサービスとしか思えない。
3)戦闘シーンが圧巻
4)等身大の人物描写

同じく真珠湾攻撃を題材とした映画で、「Pearl Harbor」
があるが、これは出来の悪い恋愛ドラマに仕上がっていた
のが残念だった。

明日は12 Angry Menを観ようと思う。


そよ風さん、リンクありがとうございます。
    

美味い物が食いたい

2002年9月13日

季節の変わり目だからか、今日は体の調子が悪かった。

朝起きると、左の肩が痛くて首を左に回せない。一日中
ズキズキしてたので、荒治療と称して午後はバスケをした。
結果、直った。でも、その代わりに腹痛と軽い胸焼けに
襲われ、夕飯が食べられなかった。

原因は多分、偏った食生活にあると思う。今日はピザ二枚、
昨日はサンドイッチとインスタントラーメン、一昨日は
何を食べたか覚えてすらいない。量も少ないが、栄養分
が非無に等しいこんな食生活のツケが回ってきたのかも
知れない。

今週末は何かまともな物を食べようと思う...


去年の今

2002年9月12日
今年の9-11は朝から冷たい雨が降っていた。

雨は昼前に止んだが、強い北風が先週から続いてた夏日よりを
吹き飛ばし、秋の到来を告げているかの様だった。去年のこの
日は、暖かい晴れの日だったのを覚えている。もちろん、その
日の出来事も全て覚えている。

朝、工学部ホールに入るといつもの喧騒は無く、教授と生徒達が
小さなラジオを囲んで、真剣な面持ちでうつむいていた。
雑音越しに聞こえるアナウンサーの緊張した声からは、貿易センター
ビルにジェット機がぶつかった事と、事件の重大さだけが察知できた。

ネットでニュースを調べるべく、コンピューター室に行ったが、
NYTimesやCNNなどのサイトになぜか繋がらない。でも、
周りの生徒達の興奮した声を通じて、刻一刻と情報が入って来る。

「崩れた! 崩れたぞ!」

だれかの叫び声で室内は騒然となり、部屋を飛び出した数人に
続いて僕も図書館へ向かった。そこでも大勢が固唾を飲んで
テレビに見入っていた。階段下にある公衆電話に飛びついて、
NYCにいる妹と友人全員に電話をかけたが、全く繋がらなかった。

翌日に全員の安否を確認できたが、当日はくり返し放映されるビル
倒壊の映像からは目をなるべく背けていた。あの粉塵にはコンクリート
と鉄筋に人間の肉と骨がまじっていて、それが降り注ぐ下を人々が
阿鼻叫喚と共に逃げ惑っていたと思うと、今でも言い様の無い悲しさに
打ちひしがれる。


ゆかさん、Bowさん、リンクありがとうございます。

図書館の空気

2002年9月11日

どこの大学でも工学部と言う物は、キャンパスで一番
みすぼらしい建物に収まっているのではないだろうか?

工学部図書館なんかは、デザインと呼べる物を一切加えずに
建てられている。工学部の精神にのっとり、機能のみを追求
してそうなったのなら納得が行くかも知れないが、先月の
大雨では雨漏りをしていた。

ベージュのタイルフロア、白い塗装が薄汚れたブロック塀の
様な壁、長年使い込まれても風情を全く感じさせない木の椅子と机。
その全てが特徴の無い、無機質な空間を作り出している。でも、
慣れてしまうと逆にこれが工学部の雰囲気だと感じられてしまう。

その反面、文系の中央図書館は改装を終えたばかりで、
工学部図書館とは空気そのものがまるで違う。天井まで伸びる
ガラス張りの窓からは芝生の広場が望め、館内を開放的で
明るい空間にしている。ラウンジにはカウチやコーヒーテーブル
が置かれ、そこで談笑している生徒達の笑顔からも、ここが
僕の属する工学部とは別世界だと言う事が伺える。


おしるこさん、リンクありがとうございます。

久しぶりのリクスー

2002年9月10日

今日はリクルートスーツを着て授業にでた。

面接がある訳ではなく、証明書の為に写真を送ってくれ、
と内定先に請求されたからである。4年生は、学年が
始まる九月から就職活動を始め、就職課が主催する
キャリアフェアや企業との個人面談のためによくスーツ
でキャンパスを歩いてる。だから、他人から見れば
4年生が早くも就職面接に挑んでいる様に見えるはず。

決して今学期に修了見込みの院生が就職にてこずって、
去年からスーツを着ている様には見えない、はず。

でも、授業の後にばったり出くわした知人に、
「おまえ、まだ仕事探してんのかよ!」
と、生徒ひしめく廊下で言われてしまった。

「ちげーよ、ボケ!写真撮るんだよ!」
と怒鳴り返したが、スーツ姿の僕に注がれた
勘違いの視線が痛かった。


りりさん、リンクありがとうございます。

コーラ vs. ペプシ

2002年9月9日
コーラを飲むか、ペプシを飲むか。

よく宣伝などでお互いを引き合いにだして優劣を競って
いるが、これはだれもが日常で直面する選択なのである。
なぜなら、他に選べる炭酸清涼飲料など無いからだ。
確かに、Sprite, Mountain Dew, Dr.Pepper等はあるが、
これらはソーダの覇権を争う関が原においては、どちらか
の陣営に属する弱小でしか無い。

それに比べ、日本には溢れんばかりの種類のソーダや
ジュースが自販機に並んでいる。まさに群雄割拠。
よくこんな物を思い付いたな、と首を傾げたくなる
ゲテモノまであり、これらを試してみるのが僕の帰国の
一つの楽しみになっている。

と、いかにもアメリカが清涼飲料後進国みたいな事を
書いたが、最近は魅力的な新製品も出てきている。

気に入ってる飲み物を紹介。

バニラコーラ: 飲んですぐバニラの味が口に広がる、分かり易い味。
         クリームソーダみたい。
Tea’s Tea:   直訳すれば、お茶のお茶。なんのこっちゃ。伊藤園が
        販売してる、いたって普通のお茶だけど、その日本人受け
        するナチュラルな味でSnappleやNesteaなどの激マズ茶の
        牙城を崩してくれる事を期待している。


Akiyさん、リンクありがとうございます。
ポストに届いた内定式の案内書が、僕は来年
から社会人になると言う事を思い出させてくれた。

以前も書いたが、僕の就活に付いての認識不足は甚だしかった。
福祉厚生なんて読み方すら分からなかった。
ただ分かっていたのは仕事の内容で、これは回路を
作るか、画像処理をするか、という事だけ。

配属の結果はどうなるかまだ分からないが、少なくとも
こんなひきこもりを営業に回すとは思えない。

NYCでの一場面

2002年9月7日
先週NYに行った時にこんなシーンがあった。

友人のアパートに着くと、引越して来たばかりの荷物が
部屋中に積まれてた。壁一面の大きな窓からは自由の女神が
見え、ベランダに出るとハドソン川からの風が涼しかった。
しばらく一緒に箱を開けたり、家具のレイアウトを
色々試したりしてるとドアベルが鳴った。開けると、
ソファベッドの配達で、友人が壁際の床を片付けると
配達の二人はソファベッドの組み立てに取り掛かった。
三十過ぎに見える黒人の親方とまだ十代であろう
ヒスパニックの少年が黙々と作業をしている間、僕たち
はベランダの手すりに寄りかかって話していた。

「この景色すごいなー。夕日も綺麗だろうな。」
「ああ、気に入ってるんだ。」
「アパートに家具は付いてたの?」
「いや、全部自分で買った。」
「ベッドや机やタンスも?」
「そうだよ、選ぶのに苦労したよ。」
「ふーん...すげーな。」

組み立てを終えた二人を友人は軽く労って$40の
チップを手渡した。その後はGran Tourismo3を遊びながら
将来の事などについて語り合った。彼はビジネススクール
に行く予定を最近考え直すようになったとの事。
彼の業界での昇進には必要な物の、二年間の収入を
マイナスにしてまで手に入れる程の価値があるか、疑問
だと言う。キャリアに付いて熱く語る彼を横目に、
僕はNSXを何度もコーナーでスピンアウトさせていた。

英語で話す時は英語で考えてるの?

と聞かれた事が何度かある。まあね、と適当に答えたり
してたが、考えてみるとよく分からない。例えば、
この日記を書く時は、必死に頭の中で日本語の言葉や
表現を検索して、それを繋いでいく様な感じ。しゃべる
時も同じ様な仕組みじゃないのかな?だから、英語で
話す時は英語の表現を思い浮かべて口に出してる訳だから、
これは英語で考えてる事になる...のかな?

結局よく分からん。でも、面白い質問だと思う。


ヒューマンさん、リンクありがとうございます。

またバスケ

2002年9月5日
今日も一人でバスケをしてた。
空いてるコートでシュートしてたら、珍しく「一対一やらないか?」
と声をかけられた。相手は身長は170cm程だけど、100kgは
あろう巨漢の中国人で、丁寧に自己紹介してくれた。試合を始めると、
「スラムダンク知ってるか?」と聞かれ、「あの漫画大好き」
「面白いよなー」などと会話を挟んで遊んでた。しかし、
和やかなムードに反して、彼はその有り余る体から振り絞られる
パワーでボールをどんどんゴールにねじ込んでいく。まるで相撲。
こちらは近づくと弾き飛ばされるので、3Pで応戦。調子がよく、
3本立て続けにいれると、「海南の神みたいだな」なんて言われた。
そういえば、そんなキャラいたな。でも、それなら三井って言われたかったなー。
結果は7対4で勝った。わははは。

恋愛のような就職

2002年9月4日
就職に付いての不安は内定とともに消えたはずだった...

6月に内々定を頂くまでは、30社近く選考を受けて
それなりに悩んだり、苦労してたつもりだった。内定先の
仕事の内容も大学院での研究が活かせそうだし、そもそも
理論的な事や物作りは好きな方なので、満足はしていた。
しかし、就職活動中は明確なキャリアビジョンを見出せず、
親の期待や世間体などのプレッシャーに駆られていたのも
事実だ。僕が本当にやりたい事はなんなんだろう?
その答えがでないまま就職が決まり、不安は内定をもらえた
安堵に隠されてしまった。

そんな心の隙を埋めるような、いや、くすぶっていた願望を
揺り覚ますような魅力的な企業があった。それは、

本田技研工業

ホンダいきてー! いてきてーよーーー! おおおう。
まるで、今まで気にも止めていなかったクラスの女の子に
ある日突然、胸の高鳴りを覚えてあわてる様な、そんな
感じだ。

しかし、今となっては叶わぬ恋、それも浮気。なんで今更
こんな気持ちになるのか?サーキットを疾駆するS2000の
勇姿に魅せられたのか、Civic Type-R の無防備なスタイルに
隠された性能に魂をくすぐられたのか、それとも...

プレステ2のGran Tourismo3をプレイしてスポーツカーに
かぶれただけなのか...

結論、Gran Tourismo3 をプレイしただけで車メーカーにここまで
ぞっこんになれる自分の「志望動機」なんてあてにならない、
と思った。

でも、これからはホンダのファンとして応援していきます。

Civic Type-R 欲しいー!

勉強不足だー

2002年9月3日
アナログICの教授、飛ばしすぎ。
内容が欠けてる訳じゃなくて、速すぎる。
マシンガンのごとき早口で説明し、数式をスラスラと
OHPに書き殴る講義はスローモーションで見ればさぞかし
勉強になる事だろう。ノートを取るにも、書き満たした
OHPをパラパラとめくってしまうので、
Φ=kT/qlnほにゃらら、ってな感じになってしまった。

生徒の六割ぐらいは学部四年生だけど、隣の友達に説明
をする程の余裕を持っている奴らもいた。うーん、学部の
時にもっと勉強していれば、とはよく思う。あのスピード
に付いていけるべく、復習でもするか。

a few good friends

2002年9月1日
やっぱ高校の友達はいいね。

みんな大学はバラバラになったから卒業後は数回しか
会ってない奴もいるけど、会うと昔のままに会話が弾む。
懐かしいエピソードを持ち出して笑ったり、今抱えてる
悩み事の相談に乗ったり、将来を予想してみたり...
こいつらとは一生の付き合いになるんだろうな。

NYの友達

2002年8月31日
月曜日が休みなので、今日はニューヨークに行く予定。
高校からの友達がそこで働いてて、泊まってもいい
との事。かれは去年7月に一度リストラされるも、
8月に同じ会社の違う部署に再就職した経歴を持つ兵だ。
昔から本当にしっかりした奴だったけど、一年前に会った
時も社会人生活を経て成長した彼には頭が下がった。

4月から僕も社会人。ようやく彼と同じ、社会と言う
フィールドに立つ事ができる。でも、彼に追いつくのは
まだまだ先の事だろうと思わせるのは、彼の家賃が
僕の来年の月給以上だという事実である。



たまにはバスケ

2002年8月30日
昨日から授業が始まった。
Machine Visionの教授は三年間教職を休んで、
カリフォルニアでベンチャーをしていたと友人から聞いた。
「三年で帰って来た、って事は失敗したんだろうな。」
友人が言うと、周りの生徒達も笑いを噛み殺していた。

あまりにも天気がいいので、午後はバスケをやりにそとのコートへ足を運んだ。すでに沢山の生徒達が遊んでて、空いてるコートでシュートしてるとすぐに、フルコートで試合をしないか、と声がかかった。これはいつものパターンだけど、自分が上手いからでは無く、ただ十人揃える為に手当たり次第集めてるだけ。人に話すのが億劫な自分にとってはありがたい。

寄せ集めの十人で試合開始。
結果は7−11で完敗。うちのチームはディフェンスもままならないヘタれ振りで、3Pを三本も許してしまった。FGは一点、3Pは二点、と換算してたからこれは痛い。まあ、2点しか入れなかった自分も敗因の一つだと思うが...

用語解説:
3P=スリーポイントゴール、長距離からのバスケットで、普通は3点。
FG=フィールドゴール。3P以外のバスケットで、普通は2点。

秋の足音

2002年8月29日
ホワキャー、ホワキャー、
ってな泣き声が空から聞こえてきた。
渡り鳥の群れかな?と思って窓の外を
覗いたけど、見えなかった。
渡り鳥にしては早すぎないか?
去年は9月末に見た気がする。

でも、地元の人達は季節感が鋭いのか、
木の葉の落ちる時期やどんぐりの大きさと
量などを手がかりに厳冬を予期していた。
東京の亜熱帯な気候が好きなので、
ここの冬はかなり身に堪える。

でも、秋は紅葉がとても綺麗。
周りは山と森だけなので、
秋の色に染まった森を落ち葉の香りを
かぎならがら散歩するのが楽しみ。
なんかジジ臭いな。

まだ大人じゃないな

2002年8月28日
今学期は、希望していた寮がいっぱいだった為、
大学院生用のアパートに移り住んでいる。
そこは2階建てのアパートが立ち並び、
一つの住宅街を形作っている。
並木が茂り、アパートの間には広場があって
砂場やブランコがある。

ブランコ?

大学院生の住む所になぜブランコが?
その謎は今日の歓迎パーティーで明かされた。

そこに住む生徒の四割近くが既婚者なのである。
まあ、大学院生と言えばもう大人。常識ですね。
そんな事に戸惑いを覚える自分の幼さに気付く。
でも、チビッコ達の喧騒をあたたかい目で見守る
大学院生の方達からは、自分には未知なる大人の
オーラが漂っていた。

あ、ちなみに僕も院生です。

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