お買い物
2002年10月16日友達が車を手に入れたので、一緒に食料品の買出しに行った。
彼は日本人のくせに運転が荒く、極度の方向音痴なので、
助手席に座った僕にとっては冷や汗の連続だった。高速に
乗って、「アメリカってどこも広いからスピード感覚が
鈍るんだよね。ほら、もう100キロ出てる。」と、のんきに
勘違いしている彼に、「違うよ、それマイルだよ!時速
100マイル!そんなに出さなくていいよ!」と必死に減速
するように怒鳴ったりした。
目的のアジア食料品店は隣町の外れにある小さな店で、
ありとあらゆる食材が所狭しと詰まれていた。食材の
大半は中国語で記されたビンや缶に詰められていて、
正体不明の物体が浮かぶビンがならべられた棚は、中学の
理科室の標本棚を思い浮かばせた。店の一角には、
小奇麗なパッケージが目立つ日本の食品が置いてあり、
ポッキーから寿司の素まで色々揃っていた。
部屋にキッチンはある物の、調理器具が鍋一つしか無い
僕はインスタントラーメンだけを買って友達にあきれられた。
日本に帰ったら炊飯器を買ってまともな自炊をしようかと思う。
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