バスケの季節

2002年9月30日

僕に取って、地面を彩る落ち葉は秋だけでなく、バスケの
シーズン到来を告げている。

11月にはNBAと大学バスケのシーズンが始まり、毎晩
ひいきのチームの成績をインターネットでチェックしてから
でないと寝られなくなる。11月下旬の感謝祭にあわせて
Pre-Season NIT大学バスケトーナメントがNYCで行われ、
学部生の時は毎年マディソンスクウェアガーデン、通称MSG
に巡礼者の如く足を運んだ。

大げさかも知れないが、MSGは野球で言えば甲子園、つまり
バスケの聖地の様な所だと思う。ビルの谷間に無数のコートが
存在する街ニューヨーク。バスケに慣れ親しんで育った市民が
バスケを観に来る所がMSGであり、選手が望める最大のステージ
であると思う。

そこでPre-Season NITの準決勝、決勝、三位決定戦が二日に
渡って行われる。出場校もDuke, North Carolina, Arizona, Stanford,
Kentucky, St.John’s, Purdue等とバスケの名門校ばかり。応援団
まで連れて来るチームもあり、シーズン初頭のニュートラル
コートでの試合ながらも十分に盛り上がる。

バスケ観戦はお気に入りチームの応援も楽しいが、なによりも
スタジアムの雰囲気が好き。目の前でプレーが次から次へと
展開する緊迫感、ファインプレーが決まった瞬間に観客が沸く
あの一体感。タイムアウト中にも観客を沸かせる応援バンドと
チアリーダーとマスコットも、ユーモラスな野次で笑いを取る
おやじも、バスケ話を交わす隣席のファン達も全部好き。テレビ
では得られない体験がスタジアムにはある。


最後にひとつ

If basketball were my religion,
the gym is my church,
and Madison Square Garden is my Holy Land.


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