早退はしたけれど...
2002年9月20日コンピュータ室にいると、様々な会話が耳に入って来る。
その中でも興味深いのは、学部生の自慢話。自分がどこで
インターンをしたか、そこで業界の有名人に会ったとか、
先学期の成績が良かったとか、友人がシリコンバレーで
何百万ドル稼いでいるとか、とにかく多彩である。テクノロジー
セクターの不況が騒がれているけど、自信に満ち溢れる
彼らの会話を聞いていると、未来の技術革新の芽は着実に
吹いているのだと感じられる。
それにしても、天気の良い金曜日の午後にコンピューター室
に閉じこもっているのは不健康だと思うのは僕だけだろうか?
六時を回ってもコンピューター室は静かな活気に満ち、週末と
言う安息の気配すら感じさせない。おまけに、この部屋は窓が
無く、80台のコンピューターと二台のプリンターだけが存在
する、グレーで無機質な空間だ。作業に没頭していない限り、
息が詰まりそうになる。
そんな中で黙々と作業をする生徒達から逃げるように部屋を出て、
家路を急いだ。でも、部屋に戻ると週末の予定が全く無い事に
気付き、不味いインスタントラーメンをすすりながら本を読んだ。
どがじいさん、リンクありがとうございます。
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