図書館の空気

2002年9月11日

どこの大学でも工学部と言う物は、キャンパスで一番
みすぼらしい建物に収まっているのではないだろうか?

工学部図書館なんかは、デザインと呼べる物を一切加えずに
建てられている。工学部の精神にのっとり、機能のみを追求
してそうなったのなら納得が行くかも知れないが、先月の
大雨では雨漏りをしていた。

ベージュのタイルフロア、白い塗装が薄汚れたブロック塀の
様な壁、長年使い込まれても風情を全く感じさせない木の椅子と机。
その全てが特徴の無い、無機質な空間を作り出している。でも、
慣れてしまうと逆にこれが工学部の雰囲気だと感じられてしまう。

その反面、文系の中央図書館は改装を終えたばかりで、
工学部図書館とは空気そのものがまるで違う。天井まで伸びる
ガラス張りの窓からは芝生の広場が望め、館内を開放的で
明るい空間にしている。ラウンジにはカウチやコーヒーテーブル
が置かれ、そこで談笑している生徒達の笑顔からも、ここが
僕の属する工学部とは別世界だと言う事が伺える。


おしるこさん、リンクありがとうございます。

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