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バスに乗ったら
2002年8月27日バスの入り口近くに座って、
窓から新入生であろう人達を
眺めていたら運転手が、
「どうだ?かわいい子が見えるか?」
と、悪戯っぽい笑みを僕に向けていた。
「みんな初々しくて綺麗に見えるよ」
と、答えたら運転手は声をあげて笑った。
「あれは新入生だろうね」
僕が続けると、
「いやあ、見慣れた顔も二三人混じってるなー。
あんたは見かけない顔だね。新入生かい?」
「いや、今学期からこの路線沿いに住む事になったんです。」
「そうかい、それじゃああんたの顔もそのうち覚えるな。」
そう言って運転手はまた笑った。
ここは田舎だからか、バスの運転手と
乗客が談笑する場面をよく見かける。
その都度、やっぱり田舎は人の繋がりが
まだあるんだなー、などと都会人じみた事を
思っていたけど、自分がそういった体験を
するのは初めてだった。
今学期はキャンパスから離れて住むのは
不便だろうと不服だったが、通学も
そんなに悪くはないかも、
と思わせてくれた運転手だった。
窓から新入生であろう人達を
眺めていたら運転手が、
「どうだ?かわいい子が見えるか?」
と、悪戯っぽい笑みを僕に向けていた。
「みんな初々しくて綺麗に見えるよ」
と、答えたら運転手は声をあげて笑った。
「あれは新入生だろうね」
僕が続けると、
「いやあ、見慣れた顔も二三人混じってるなー。
あんたは見かけない顔だね。新入生かい?」
「いや、今学期からこの路線沿いに住む事になったんです。」
「そうかい、それじゃああんたの顔もそのうち覚えるな。」
そう言って運転手はまた笑った。
ここは田舎だからか、バスの運転手と
乗客が談笑する場面をよく見かける。
その都度、やっぱり田舎は人の繋がりが
まだあるんだなー、などと都会人じみた事を
思っていたけど、自分がそういった体験を
するのは初めてだった。
今学期はキャンパスから離れて住むのは
不便だろうと不服だったが、通学も
そんなに悪くはないかも、
と思わせてくれた運転手だった。
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